フランソワーズ・アルディ

 今年の初買いは、篠綾子さんの『幻の神器』。定家が探偵役をつとめる平安京ミステリー、「藤原定家・謎合秘帖」シリーズの第一弾。胸が躍る。
 その翌日、なんの脈絡もなくフランソワーズ・アルディの『私小説』と『夜のフランソワーズ』を購入した。
 『私小説』は1973年の作品。二十歳をすぎた頃、毎日くりかえし聴きこんだ。『夜のフランソワーズ』はたぶん初聴だと思うが、とても懐かしい。
 フランソワーズ・アルディが憧れの女性だったことを思いだした。
 あの頃の音楽や映画はよく覚えている。なかでも「カトマンズの恋人」は、ジェーン・バーキンの魅力的な(フランソワーズ・アルディによく似た)肢体とともにいまでも忘れられない。
 そのジェーン・バーキンフランソワーズ・アルディと一緒に「さよならを教えて」を歌っている。ニコニコ動画でみつけた。
 ニコニコ動画では、フランソワーズ・アルディが出演した映画「スウェーデンの城」もみつけた。フランソワーズ・サガンの戯曲をロジェ・ヴァディムが映画化したもの。
 オフェリー役のフランソワーズ・アルディが可愛い。声がいい。