2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

魂(アニマ)について

山内志朗著『「誤読」の哲学』から中畑正志著『魂の変容──心的基礎概念の歴史的構成』へ。そして神崎繁著『魂(アニマ)への態度』へ。 西洋古代・中世の哲学と現代の「心の哲学」をつなぐ(そして貫之、俊成、定家、心敬、世阿弥、芭蕉、等々の歌論、連歌論…

切抜帖──『あわいの力』から

安田登著『あわいの力』からの切り抜き。 ◎ワキとはすなわち「媒介」である ワキは「分く」の連用形。着物の脇の縫い目(ワキ)が着物の前後を分けると同時につなぐように、能のワキは「あっちの世界」と人間、「異界」と現実世界を「媒介」する「あわい」の…

今年最初に読んだ本・買った本

今年の初読みは、安田登著『あわいの力──「心の時代」の次を生きる』。 昨年の暮れ、毎日新聞の渡辺保の書評文で知った前田英樹と安田登の対話本『からだで作る〈芸〉の思想』と一緒に購入した。 今日、全十章のうち二章まで読んだ。滅法面白い。 面白く読み…