2005-11-27から1日間の記事一覧

『物質と記憶』(第15回)

『物質と記憶』。第三章の三節「無意識について」を読む。 「私たちは問題の核心にはまだ立ち入らないで注意だけしておきたい」(159頁)とベルクソンは冒頭に書いている。 ここでベルクソンが注意を促しているのは、意識とは存在の同義語ではなく、現実的行…