2005-11-28から1日間の記事一覧

具体と抽象──『クオリア降臨』から

茂木健一郎『クオリア降臨』を半分ほど読んだ。 文学論としてはやっぱり疑問符だらけだが、とにかくこの人は文章が上手いのでそのあたりのことはあまり気にせず読める(読み流せる)し、細部の議論はいつもながらに面白い。 「可能性としての無限」の章に「…