2006-01-05から1日間の記事一覧

 2005年に読んだ本(その5)

◎丸谷才一『輝く日の宮』(講談社:2003.6) 一年半遅れで読んだ。このタイム・ラグがちょうど頃合いの熟成期間となった。熟したのはもちろんこの作品に対する読み手(私)の思いの方なのだが、作品そのものも一晩寝かした饂飩かなにかのように微妙だがくっ…