2006-05-29から1日間の記事一覧

『ベルクソン──人は過去の奴隷なのだろうか』

金森修さんの『ベルクソン──人は過去の奴隷なのだろうか』はずいぶん前に読んだ。 端正な文章で叙述されたベルクソンの「常識離れ」した思考の急所、とくに「重々しい晦渋さ」(76頁)に覆われた『物質と記憶』での「途方もない」(88頁)議論のいくつかを、…