2008-03-04から1日間の記事一覧

「物のあはれを知る心」と「学問する知性」

昨日抜き書きした文章の前段で、橋本治さんはこういう趣旨のことを書いていた。 「敬語という制度」の中で生きている身分制下の中世貴族にとって、その制度から自由になって「自分の生の声」を発することができるのは、和歌の遣り取りを通じてだけだった。そ…