2008-05-06から1日間の記事一覧

リルケとブローティガン

軽井沢への旅の道連れに携えたリルケの『マルテの手記』(大山定一訳)を読みながら、なにも孤独な詩人の魂の苦悩と呻吟だとか二十世紀初頭のパリの貧民の悲惨な生活だとかに思いをはせていたわけではなかった。 これはまったくの偶然なのだが、小旅行の前後…