『STUDIO VOICE』

STUDIO VOICE』6月号を購入。特集は「最終コミック・リスト200」。
先月買った『SIGHT』の特集が「究極のマンガ200冊!」で、60年代から90年代以降までの年代別ベスト作品をリストアップしていたのに対して、これは「00年代マンガのすべて」。
「マンガとは、他のなにものにも依存しない自律的な表現形式であり、普遍的な浸透力を持ったエンターテインメントとしての力を、あたりまえのように身につけている希有な表現形式である。それは小説よりも映像作品よりも素早く強力に読者を捕縛する。」
そういえば『半島を出よ』下巻の「美しい時間」の章を読んでいたとき、このシーンはたとえば松本大洋あたりのマンガで読みたかったとしきりに思った。