『ソトコト』

一月ぶりに『ソトコト』7月号を買った。
「創刊6周年記念特大号2」で特集が「完全保存版ザ・ベスト・オブ・ロハスプロダクト大図鑑」。
いつものようにラジオ・ソトコトのCDがついていて付録のチビコトも2冊(ふたご)になった。
表紙の「地球と人をながもちさせるエコ・マガジン」が「ロハスピープルのための快適生活マガジン」に変わっている。
「スロー」や「エコ」や「ロハス」という言葉はイマイチこころに響かない。
「もったいない」や「身土不二」もあと一歩。
チビコト「ロハス入門」で竹村真一さんが、ロハスの核心は三浦梅園の「枯木に花咲くより、生木に花咲くに驚け」という言葉に表現されていると語っている。
日本の文化遺伝子のなかに地球全体に贈与すべき未来のロハスの種子となる貴重なソフトウェアがたくさんあるのではないかとも。
同じチビコトの巻末では、編集長・小黒一三との対談で坂本龍一さんが「ぼくはエロいエコがあってもいい、と思っているんだ。今はまだ世界中探してもどこにもないし、『ソトコト』もエロくないよね」と語っている。
「和」と「エロ」に彩られたソトコトを読んでみたい。