『破綻国家の内幕』

東京新聞取材班『破綻国家の内幕──公共事業、票とカネ、天下り、利権の構造』を買った。
財布に一万円札しかなかったので、両替を兼ねて手頃な値段の本を選んだ。
週に一回くらいは両替を口実に本を買う。
櫻井よし子さんが顔写真つきで「本書は日本を蝕む巨悪を描く力作である」と腰巻きに書いている。
櫻井さんの推薦の言葉があったから購入したわけではない。
時々こういう時事本とか実録もの、ノンフィクション系、ジャーナリズム系の本が無性に読みたくなる。
最近、日本の戦後政治史への関心が高まっている。
(そういえば昨年読んでいたウッドハウス暎子『日露戦争を演出した男 モリソン』が下巻のまさに佳境に入るところで中断したままだった。
このての本はいったん休憩するとなかなか再開への意欲が高まらない。)