『Number』と『PLAYBOY』

コンフェデレーションズカップのブラジル戦は興奮した。惜しかった。
テレビで某キャスターが「でもブラジルはベスト・チームではなかった」などと間抜けなコメントをしていたのには呆れた。
自分の力で勝ち取った引き分けでもないのだから素直に感動を表現すればいいものを妙な「批評心」を発揮してケチをつけるなど勘違いも甚だしい。
完全保存版「日本代表ドイツへの軌跡」の特集を組んだ『Number』のスペシャル・イッシューを買った。
吠える中田英寿の表紙が神々しい。
「ノンフィクション開高健」の総力特集を組んだ『PLAYBOY』日本版も買った。
初期ノンフィクションを収録した小冊子「開高天国」が付録についていて嬉しい。
編集後記に「編集者マグナカルタ九章」が紹介されている。
「読め。耳をたてろ。眼をひらいたままで眠れ。右足で一歩一歩歩きつつ、左足で跳べ。トラブルを歓迎しろ。遊べ。飲め。抱け。抱かれろ。森羅万象に多情多恨たれ。補遺一つ。女に泣かされろ。上の諸原則を毎食前食後、欠かさず暗誦なさるべし 御名御璽 開高健」。
次号の特集は「ボブ・ディランとプロテスト・ソング」。
続けて買うことになりそう。