心に残った本
今年読んだ本のなかから選んでみた。◎がベストテン、○が次点。
◎與那覇潤『中国化する日本──日中「文明の衝突」一千年史』(文藝春秋:2011.11.20)
◎白井聡『永続敗戦論──戦後日本の核心』(太田出版:2013.03.27)
◎藻谷浩介・NHK広島取材班『里山資本主義──日本経済は「安心の原理」で動く』(角川oneテーマ21:2013.07.10)
◎渡辺恒夫『フッサール心理学宣言─他者の自明性がひび割れる時代に─』(講談社:2013.03.21)
◎野矢茂樹『心と他者』(中公文庫)
◎遠藤薫『廃墟で歌う天使──ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』を読みなおす』(現代書館:2013.06.25)
◎田中久文『日本美を哲学する──あはれ・幽玄・さび・いき』(青土社:2013.09.19)
◎永井均『哲学の密かな闘い』(ぷねうま舎:2013.03.12)
◎柄谷行人『柳田国男論』(インスクリプト:2013.10.28)
◎ナボコフ『ロリータ』(若島正訳,新潮文庫)
〇砂原庸介『大阪──大都市は国家を超えるか』(中公新書:2012.11.25)
〇谷徹『これが現象学だ』(講談社現代新書:2002.11.20)
〇西村義樹・野矢茂樹『言語学の教室──哲学者と学ぶ認知言語学』(中公新書:2003.06.25)
〇永井均『哲学の賑やかな呟き』(ぷねうま舎:2013.09.19)
〇山内志朗『「誤読」の哲学──ドゥルーズ、フーコーから中世哲学へ』(青土社:2012.12.13)
〇アンドレ・ルロワ=グーラン『身ぶりと言葉』(荒木亨訳,ちくま学芸文庫)
〇中沢新一『野生の科学』(講談社:2012.08.01)
〇春木豊『動きが心をつくる──身体心理学への招待』(講談社現代新書:2011.8.20)
〇岡ノ谷一夫『「つながり」の進化生物学──はじまりは、歌だった』(朝日出版社:2013.01.25)
〇鈴木光太郎『ヒトの心はどう進化したのか──狩猟採集生活が生んだもの』(ちくま新書:2013.0610)
〇吉田秀和『マーラー』(河出文庫)
〇内田樹『修行論』(光文社新書:2013.07.20)
〇オクタビオ・パス『弓と竪琴』(牛島信明訳,岩波文庫)
〇モーリス・ブランショ『来るべき書物』(粟津則雄訳,ちくま学芸文庫)
〇九鬼周造「文學の形而上學」(『九鬼周造全集 第四巻』岩波書店)
〇ル・クレジオ『物質的恍惚』(豊崎光一訳,岩波文庫)
〇村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋:2013.04.15)
〇原田マハ『本日は、お日柄もよく』(徳間文庫)
〇トム・クランシー他『ライアンの代価』1(田村源二訳,新潮文庫)
〇寺山修司『寺山修司青春歌集』(角川文庫)
〇池井戸潤『ロスジェネの逆襲』(ダイアモンド社:2012.06.28)